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鍼灸師会さんにてコロナ後遺症症例報告をしてきました

2月26日に沖縄県鍼灸師会さんにお声かけ頂き、新型コロナウィルス感染症後遺症に対する症例報告を行ってきました。




トップバッターは、那覇市立病院 感染防止対策室 看護師長 久高さんよりこれまでの院内での感染対策や実情、これからの感染対策についてのお話。


続いて、浦添にある ゆあん鍼灸院 院長金城涼子先生の発表。

中国に6年間留学されていた涼子先生はそこで師匠と出会い、太渓(たいけい)というツボを多用して治療をされることや鍼をしたらすぐ抜くという流れで治療するとのことで、私とは全く違うやり方なんです。同じ鍼灸でも様々なやり方があるのはとても興味深く面白いですよね〜!





そして南部は3番目。


私の治療スタイルの根幹である”長野式Kiiko Style”はまだ鍼灸業界の中でも必ず誰もが知っているという治療スタイルではないので、

会の紹介、治療の考え方(既往歴の大切さ)、治療穴(ツボ)の選択の仕方などをはじめに説明。


Kiiko styleではクロスチェックと言って、このツボが本当にこの患者さんに有効なのかを確かめるチェックを行います。

使用したいツボを押しながら変化して欲しいお腹の部分などを触り、実際に変化するかを確認してから鍼(はり)を行います。半分以上変化すればそのまま続行、変化しなければこのツボは使用せずに、見立てを変えて違うツボを押してチェック、という様な流れで効くのか効かないのかを鍼をする前に確かめます。

そのため効果的なツボを選ぶことができる=効果的な治療ができるということです


概要を説明後、症例を2例紹介。